マンチーニ、ラツィオのコーチングプレーヤーに
ローマ(2000年4月1日)
ラツィオのベテランストライカー、ロベルト・マンチーニが、クラブのコーチング・スタッフに任命された。
クラブの公式ウェブサイトで発表された声明によると、マンチーニは選手としてプレーを続行しながら、コーチとして監督エリクソンの補佐を4月1日より行なうとのこと。
欧州チャンピオンズ・リーグで準々決勝に進出したラツィオは、彼の役割を明確には公表していないが、以前マンチーニ自身もエリクソンの下で働きたいと語ったことがある。
35歳になるマンチーニは今年1月に、今シーズン限りでの現役引退を示唆していた。
マンチーニがブレイクしたのはサンプドリア時代。このクラブでジャンルカ・ビアリと組んだ2トップは有名だ。その後1990年に、ジェノバをホームタウンとするこのクラブのカップ・ウィナーズ・カップ獲得に貢献。さらに91年にリーグ初優勝、翌92年には欧州カップ決勝進出とサンプドリアの躍進に一役買った。
イタリア代表としても36キャップを記録。サンプドリアで15シーズンを過ごした後、1997年にラツィオに移籍。現在は、かつてサンプドリアで指揮を取ったエリクソンとともに、チームをまとめている。
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