NEWS
| NEWS INDEXへ戻る |

J-2チーム、ジャイアント・キリングを狙う

 12日(水)から始まるJリーグナビスコカップ、J-2の各チームはジャイアント・キリングを狙っている。
 J-2側は、4月19日の2戦目に向けて、1回戦の初戦を取ることで是が非でも優位 に立ちたい。

 そんな中、等々力競技場では川崎フロンターレが浦和レッズを迎え撃つ。昨シーズン、レッズは1部から2部へ降格、かたやフロンターレはJ-2覇者となりJ-1に昇格し、互いに入れ替わる形となった。だが今シーズン、フロンターレは勝ち点わずかに4で 16チーム中14位と低迷。一方レッズはJ-2とはいえ、破竹の5連勝。先週日曜日に予定されていたアウェイでのコンサドーレ戦は有珠山の噴火(3/31)で延期となったが、勝ち点でも2位 に3点差をつけ現在首位に立っている。踝の治療中である小野伸二を欠いているとはいえ、強力なサポーターを背にしたレッズはフロンターレにはやっかいな相手となるだろう。

 大分トリニータ(昨シーズンおしくも3位でJ-1への昇格のチャンスを逸し、今シーズン3位 )は、地元大分でジェフユナイテッド市原(現在J-1、8位)を、同様に大宮アルディージャ(J-2、4位 )はヴィッセル神戸(J-1、10位)をホームにて迎え撃つ。また、地元平塚にアビスパ福岡を迎えるベルマーレ平塚は、前園真聖(1996年アトランタオリンピック代表キャプテン)がJ-1相手にどんなプレーを見せてくれるか注目したい。

 コンサドーレ札幌は、ガンバ大阪との初戦は、依然として有珠山が危険な状態であるため、場所を天候が厳しい室蘭ではなく札幌に移すという方向で5月24日に延期。

 4月13日、15日にタイで行われるアジアカップ・ウィナーズ・カップに出場する清水エスパルスは、今回の日程でのナビスコカップは一回戦2試合とも参加できないため、7月7日(清水)、14日(水戸)に昨季JFLからJ-2に昇格してきた水戸ホーリーホックと対戦するということで調整が進んでいる。