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W杯アフリカ地区予選/ナミビア初、ティクズのハットトリック

ウィントフーク(2000年4月23日)
 ドイツでプレーするMFラズンドラ・ティクズが、ナミビアサッカー史上初となるハットトリックをW杯アフリカ地区第1次予選、セイシェル戦で記録。試合はナミビアがセイシェルを3―0で下している。
 この勝利で2試合合計4―1としたナミビアが、アフリカ地区1次予選を勝ち抜いた。
 ベルダー・ブレーメンでプレーするティクズは、試合開始直後からレベルの違いを見せつける。7分にペナルティーエリアに切れ込むと、たまらず相手が引っ掛けてPKを獲得。これを自ら決めて、まず1点。
 その6分後にはオフサイドトラップをかいくぐり、さらにキーパーも振り切って2 点目をゲット。
 W杯予選初のアウェーゲームを戦うインド洋の島国セイシェルに対し、容赦なくナミビアはゴールへ襲い掛かったが、前半終了が近づくにつれその勢いも衰えて行った。
 セイシェルは後半、何とか反撃に出る。シュートがゴールライン後ろの看板に当たること2度、そしてアルファ・バルデの放ったシュートは、惜しくもゴールライン手前ではじき出された。
 対するナミビアは、77分にディフェンダーのスティーブン・ムバイサがイエローカード2枚で退場処分となるも、ティクズが不安を一掃する3点目を10分後に難なく挙げて、同国の国際試合初となるハットトリックを達成した。
 「ドイツに残ってプレーするか、代表の試合のために母国に戻るか迷っていたけど、こっちを選んでよかったよ」とはヒーローのティクズの言葉だ。

Article contributed by internetsoccer.com


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