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ロベルト・バッジョ、移籍へ 多数のクラブが接触

ローマ
 『コリエレ・デラ・セラ』紙によると、インテルで不本意な2年を送ったロベルト・バッジョが、今シーズン終了後にチームを離れる意思のあることを表明したという。

「ファンの人たちの気持ちを考えると辛いところだが、インテルを去る気持ちは固まっている」ボスニアでのチャリティー・マッチ前に、バッジョはこう語った。
 6月にチームとの契約が切れる33歳のバッジョは、それ以降のことに関しては触れなかったが、既に、セリエBのナポリ、フランスのマルセイユ、イングランドの数クラブと接触を図っている。また彼の郷里であり、キャリアをスタートさせたクラブでもあるセリエBのビチェンツァで、輝かしいキャリアに終止符を打つことも考えられる。

 94年W杯でイタリアの決勝進出の原動力となり、絶大な人気を誇る「ポニーテール」のゲームメーカーは、現在セリエCのアスコリに所属する弟のエディー・バッジョとともにプレーすることを夢見た時期もあったという。
 85年にフィオレンティーナでセリエAデビューを果たして以来、バッジョはこれまで354試合に出場、159ゴールをマークしている。
 90年にユベントスへ移籍した際には、反対したフィレンツェのファンが暴動を起こしている。その後ACミランで2シーズンを過ごしたのち、ボローニャに移籍。 98年にインテルに移ったが、ここでのレギュラーポジションは確約されていなかった。インテルでのここまでの成績は、わずか38試合(ほとんどが途中出場)と8ゴールにとどまっている。

 クラブレベルでは、イタリアカップ(コッパ・イタリア)とUEFA杯の2つの大会で優勝している。
 しかしバッジョといえば、やはり代表チームでの素晴らしいパフォーマンスの数々が強く印象に残る。イタリア代表としては55キャップ、27ゴールを記録。

Article contributed by internetsoccer.com


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