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ラツィオサポーター、判定に抗議

 11日午後、セリエA優勝の行方に大きく影響する審判の判定に抗議する熱狂的なラツィオサポーター約1000人が、地元ローマの中心街で警官隊と衝突、数人が負傷し、逮捕者も出た。
 事件のきっかけとなったのは7日、首位ユベントスとパルマの試合終了間際に、パルマのゴールを無効とした審判の判定。審判はゴールの前にファウルの笛を吹いていたとしているが、明らかに笛が遅かったとの見方が多く、問題になっていた。
 ラツィオのゴールが認められていれば試合は引き分けとなり、首位に並ぶはずだった。残りは各1試合で、ユベントスがペルージャに勝てば、ラツィオ―レッジーナ戦の結果にかかわらず優勝。
 この日、ラツィオサポーターは、イタリア・サッカー連盟(FIGC)本部に抗議デモをかけ、一部が警官隊にオレンジやビール缶、石を投げたため、警官隊も応戦。催涙弾が発射されるほどの大騒動となった。