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日本の開催地をFIFA絶賛

by ジェレミー・ウォーカー

東京(2000年5月13日)
 「日本の開催地は、W杯の歴史における新たな規範となるだろう」―2002年 W杯会場の視察のため来日していた、FIFA代表団のコメントである。
 視察団は4日間で札幌、大分、新潟、鹿島と回り、サウジアラビアのアブドラ・アル・ダバルは各開催地を絶賛。  アジアサッカー連盟とFIFAの理事であるアル・ダバルは、東京での記者会見で報道陣に語った。「視察を行った開催地の準備状況、質、量 と、とても満足している。韓日の素晴らしいインフラ設備が、W杯の歴史における新たな規範になると信じている」
 スイスのFIFA本部から派遣されたウォルター・ギャグ、ダニエル・ルプフを含む視察団は、韓国内の6つの開催地を訪れた後、先週の日曜に日本に到着した。 本大会は32カ国が出場、64試合を実施。2002年6月1日から30日にわたって、両国それぞれ10会場で開催される。
 現在、韓国の全10会場は建設中なのに対し、既に日本では決勝戦を行う横浜国際総合競技場、大阪の長居陸上競技場、宮城の仙台スタジアムの3会場が完成している。
 アル・ダバルは続ける。「我々はこれまでに幾つとなくスタジアムや開催地を見て来たが、韓日の会場は本当に素晴らしい。他国にこれ以上のものを作れというのは、厳しい注文だろう。アジアサッカー連盟の一員として申し上げるが、両国の施設を視察することができ、私は誇りに思う。また20のスタジアムは、 W杯終了後にはアジアの若年層への貴重な贈り物になると、連盟および組織委員会は確信している」
 とりわけアル・ダバルが印象に残ったのは、札幌の競技場だという。この競技場は移動式ピッチをドームが覆っており、そのドームが厳しい冬の北海道の気候からピッチを保護する仕組みとなっている。そうすることにより、屋外での芝生の生育が可能となる。
「これぞ最新の技術だ」―視察後のアル・ダバルの感想である。 催されたレセプションで、アル・ダバルはこう締めくくった。「知事、市長、そして競技関係者の方々の情熱は、FIFAがスタジアムへ要求する全ての条件に応える証しだ。韓日の会場は我々の要求を満たし、W杯の歴史の規範となることを確信している。また2002年W杯の成功に、強い確証を持つこともできた」
 視察団は再び派遣される予定で、全ての会場でW杯開催の数ヶ月前にテストマッチを実施することが望ましいとしている。