NEWS
| NEWS INDEXへ戻る |

 

セリエA、ユーベ負けた ラツィオ劇的逆転V!

 今季のセリエAは、最終日までもつれ、劇的な大逆転で幕を閉じた。前節まで2位 のラツィオは、勝つことが優勝への最低条件…14日、ホームでレジーナと対戦し、前半のS・インザーギとベロンのPKなどで 3-0と勝利。ユベントス対ペルージャの試合が、大雨で中断し、試合時間を合わせるために、後半開始を20分遅らせた。
 後半14分にはシメオネのゴールで追加点。しかし、その後半残り5 分過ぎに、ファンがピッチに乱入し、試合が混乱状態に陥った。なんとか中止を免れ、10分後に再開し3−0で勝利。勝ち点を72として終了した。

 一方、ペルージャと戦った首位のユベントスは、前半途中から降り始めた激しい雨に悩まされた。前半を0−0で折り返したところで試合は中断。結局1時間以上中断した。ユベントスはこれで集中力が切れたのか、後半4分にペルージャのカローリに先制を許すと、そのまま試合の流れを戻すことはできず、0-1で敗れた。
その瞬間、ラツィオが26シーズンぶり2度目のリーグ制覇を達成した。 ユベントスはこれまで、13週間にわたりリーグ首位 に君臨し、2ヶ月前には勝ち点で2位に9点の差をつけていた。ラツィオは、その大差を覆しての逆転優勝を成し遂げた。