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白熱Jリーグ

By ジェレミー・ウォーカー

東京(2000年5月15日)
 終盤戦に差しかかったJリーグは首位から最下位まで、見所が盛り沢山だ。
 優勝争いを繰り広げるの上位陣は、横浜F・マリノス、セレッソ大阪、清水エスパルスの3チーム。
 下位に目をやると、不滅のスター三浦知良の2ゴールで、京都パープルサンガがうれしい勝ち点3を挙げた。
 3―2と勝利を収めたヴィッセル神戸戦。カズの1点目は、8年目を迎えるJリーグ史上初の通 算100ゴールとなり、決勝点となった試合終了間際の2点目はさらなる喜びをもたらした。
 サンガは依然最下位ながらも、15位の川崎フロンターレに2ポイント差まで肉薄。
 下位の2チームが降格という状況下、「安全圏内」の14位はヴィッセル神戸。
神戸と京都の勝ち点差は7あり、カズが引っ張る京都の1部残留が苦しいことに変わりはない。
 12試合終了時点の勝ち点はサンガが6、フロンターレが8。1試合消化が少ない神戸は13。

 アビスパ福岡を4―2で下し、勝ち点24として首位を走るのはマリノス。FC東京との厳しいアウェーゲームを2―1で物にしたセレッソが、1ポイント差で2位 に続いている。
 エスパルスは粘るジェフ市原を後半の沢登のPKで振り切り、勝ち点を22に伸ばした。アジア・カップ・ウィナーズ・カップ出場により試合数の1つ少ないエスパルスが、優勝に向け有利な立場にあるといえる。
 ディフェンディング・チャンピオンのジュビロ磐田は、アウェーでのガンバ大阪戦を1―2と落とし、勝ち点20は変わらず。得失点差で4位 磐田、5位東京となっている。
 オジー・アルディレス新監督の元で、今季のマリノスは好成績を収めている。
昨シーズン終了時、DF井原正巳はジュビロに移籍、FW城彰二はスペインのバリャドリードへと移った。 アルディレスは城の穴を埋めるべく、韓国代表の柳想鉄をMFからFWへとコンバート。見事その期待に応え、9得点の活躍を見せた柳だが、膝の負傷によりファーストステージ復帰は絶望となっている。
 そこへ救世主として現れたのが、ブラジル人エジミウソン。アビスパ戦でも2 ゴールをマークし、チームを勝利に導いている。
 国立競技場の一戦は、チームとしてのまとまりを見せ中盤を支配したセレッソが、東京を相手に2―1の勝利。東京は神野卓哉が21分に挙げた1点にとどまった。 後半開始直後にセレッソは西谷正也のゴールで同点に追い付くと、精力的に動くキャプテン森島寛晃が得たPKを、58分に西澤明訓が決めた。
 今年度から監督に就任した副島博志は、勝ち点3を獲得したことに喜ぶ。
「お互い首位をにらんだ位置におり、優勝を狙う上で大切な一戦。勝つこと、そして現在の勢いを維持することが重要だった。前半は警戒していたツゥットにやられ、やや締まらない内容。そこでハーフタイムに幾分修正を加えたら、後半ははるかによくなった」
 もう一つの大阪のクラブ、ガンバはジュビロを高原直泰の1ゴールに抑え、 2―1の逆転勝ち。
 前半、ブラジル人FWアンドラジーニャが左足で2ゴールを記録。そのリードを、後半もガンバは見事に守りきった。

 残すところ2週間となったJリーグ。首位から最下位まで、目が離せない。