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サラス残留希望

サンチアゴ(2000年5月24日)
 今季のFAカップ覇者・チェルシーとの接触が伝えられえていたラツィオのマルセロ・サラス(チリ代表)だが、クラブへの残留を希望している。
 ウルグアイ、パラグアイ、ボリビアと顔を合わすW杯予選に出場するため、母国へ戻ったサラス。所属するラツィオで控えに回され、監督のゴラン・エリクソンとの不協和音が囁かれていたが、それだけではリーグ・カップ両制覇を果 たしたチームを去る理由にはならないと言う。
 「移籍騒動についてだが、とある人物に煩わされたからといって、チームを離れるわけでない。僕はそんな子供染みた決め方などしない」―チリ代表のトレーニングキャンプ参加のため、首都サンチアゴに到着したサラスは報道陣に伝えた。
 英国内の報道によると、チェルシーはサラス獲得のために、プレミア・リーグ史上最高金額となる約1700万ポンド(2521万ドル)の移籍金を用意しているとのこと。
 またスペインの新聞数紙によると、ラツィオはサラスの後釜として、バレンシアFWクラウディオ・ロペスとの契約にこぎ付け、バレンシア―レアルのチャンピオンズ・リーグ決勝後にも移籍すると報じられている。
 チリ代表は6月3日、モンテビデオでウルグアイと対戦する。ここまでアルゼンチンに敗れ、ペルーとは引き分けているだけに、この試合は是が非でも勝っておきたい。

Article contributed by internetsoccer.com


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