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マラドーナ、バルサ監督に?

 ディエゴ・マラドーナがサッカー界復帰を希望しており、具体的には、スペインのビッグクラブ・バルセロナ監督就任を目指しているようだ。
 しかし、今年1月中旬に酒と麻薬により、生命に危険を及ぼすまでに心臓病が悪化した元アルゼンチン代表キャプテンは、復帰の前に「己の中の敵」に打ち勝つことが先決だと話す。
 39歳になるマラドーナは、先週ミュンヘンで行われたローター・マテウス記念試合に参加。その後キューバに戻り、リハビリプログラムを続けている。スペインのスポーツ紙『マルカ』のインタビューで、将来の希望を明らかにしたマラドーナ。以下はそのコメントである。

 「冗談などではなく、バルセロナの監督になれることを強く望んでいる。(クラブ会長の)ヌネスが去った現在、監督になれるチャンスは100分の1ほどしかないのは分かっているが、諦めはしない」
 82年から84年の間、カタルーニャ地方のバルサでプレーし、その後セビリアでも1シーズンプレーした彼は、スペインのあるクラブから監督就任のオファーを受けていたことを打ち明けている。
 「1年前にアトレティコ・マドリーと契約寸前まで行き、(クラブ会長の)ジルから要請を受けたが、取りやめになってしまったんだ。アトレティコに行けるとワクワクしていたのに残念だったよ」
 また、先週のマテウス記念試合で体を絞りきれなかったことを悔やんではいるものの、リハビリプログラムのペースを早めるだけの余裕がなかったと語る。「できる限りのことはやった。もっと絞れたらよかったのだが、それは無理というものだ。
 リハビリを遅らせるわけにはいかなかったから。家族も私も、そうすることを望んではいなかった。」
 「敵は常に自分の中にあり、すぐにでもやっつけてしまえるように思えるが、現実はそうではない。それは妄想であって、あるものが四六時中、人生の闇と苦悩を思い出させるかのごとく見えるものだ」

Article contributed by internetsoccer.com


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