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2002年W杯、5月31日に開幕決定。チケット販売の詳細も決定

 6日行われたFIFAの臨時理事会で、2002年ワールドカップの開幕日を予定より1日繰り上げ、大会期間を5月31日から6月30日までの31日間にすることが決まった。
 日本、韓国合わせて1次リーグは48試合行われるが、1日につき4試合の日を減らすことで、選手の健康面 に考慮して暑い時間帯の試合を減らすとともに、テレビの放映にも都合が良いという。

 また、同じく、臨時理事会ではチケット販売についての詳細も決定。過去の大会で見られたような疑惑や流通 上の問題を回避するため、発売については、FIFAが一括管理する。
 FIFAは今回、「スマートカード」という新システムを導入、10月2日の第 1次販売以降、チケット購入者に購入情報を記録したカードを配布する。
 このシステムで、「指定チーム対象」チケットも設定され、そのチームが予選を通 過した際はチケット販売が確定し、予選を通過できなかった場合は全額が払い戻されるなど、柔軟性のあるチケット販売が行われることになる予定だ。

 チケットの価格については、試合の各ラウンドごとに、注目度や座席の位 置から3つのカテゴリーに分け、そのカテゴリーごとに設定。基本的には米ドル建てだが、日本と韓国の国内向け入場券は現地通 貨で販売。
 JAWOCは、円の対米ドル平均レート(1999年度)の1ドル=112円を基準とし、千円未満を切り上げて国内価格を決めた。
 その結果、5月31日にソウルで行われる開幕戦は60ドル(7,000円)−150ドル(17,000円)。6月30日に横浜で行われる決勝戦は300ドル(約34,000円)−750ドル(約84,000円)となる。

 JAWOCは、W杯入場券価格が決まったことで、入場券に関する問い合わせ窓口となるチケットセンターを7日に開設すると発表。8月上旬に販売概要を発表し、10月から申し込みを受けつける予定。

<問い合わせ窓口> 
TEL 03−3287−1199(受付時間:月曜〜金曜 10:00〜18:00)
*詳細は下記JAWOCオフィシャルホームページへ
http://www.jawoc.or.jp/release_j/2000/20000606a.html