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EURO2000 スペインはノルウェー警戒

テゲレン(2000年6月10日)
 スペインにとって、グループリーグ突破に向けての最大の脅威はノルウェーのようだ。勝手知ったるユーゴスラビアに比べ、得体の知れない分のあるノルウェーのほうが戦い辛い相手らしい。
 プレドラグ・ミヤトビッチ、サボ・ミロシェビッチ、ダルコ・コバチェビッチ、ミロスラフ・ジュキッチといった選手はみな、スペインリーグでスターダムにのし上がった。それだけに、スペインは彼らのことをよく知っており、あまり情報のないノルウェーを強敵と判断している。
 代表チームは9日夜、ホテルでノルウェーの試合をビデオでチェック。ニルス・ヨハン・セム監督率いるノルウェーとの初戦(ロッテルダム)は、この大会の成否がかかる大切なゲームとの結論に達した。「グループリーグの対戦国のなかで、ノルウェーはもっともタフなチーム。うちのスタイルとは、昼と夜ほど異なる。おそらく彼らのプレースタイルには苦しめられるだろうから、90分間集中を切らしてはならない」と、グアルディオラは語った。
 同僚のフランも言う。「とてつもなく厄介な相手。だがきっちり勝って、3ポイント獲得するだけだ」
 前代表監督のハビエル・クレメンテも、ノルウェーは手強いと見ている。日刊スポーツ紙『マルカ』のコラムのなかで、96年選手権で代表チームを率いた彼はこう書いている。
「スペインにとっての最難関はノルウェー。彼らは強さ、テクニック、驚異的な攻撃力を併せ持っている。ロングボール一辺倒などと評されているが、それは間違いだ。リズムとテクニックが上手く組み合わさったチームだ」

Article contributed by internetsoccer.com


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