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新たな自信を持った日本、ボリビア戦はテストの場

Byジェレミー・ウォーカー

東京(2000年6月15日)
「新たな自信とゴールをカバンに詰めて、モロッコから戻って来た」―日本代表監督のフィリップ・トルシエは、1―1で引き分けた11日のキリンカップ初戦・対スロバキア戦(宮城スタジアム)の試合後、こうジョークを飛ばした。

 さて、毎年3ヶ国で争われるキリンカップで97年以来の優勝を果たすためには、日本は18日のボリビア戦(横浜国際総合競技場)で、少なくとも 2ゴールを挙げなければならない。
 14日のスロバキア―ボリビア戦(鳥栖スタジアム)は、2―0でスロバキアの勝ち。したがって、日本が同スコアでボリビアを下せば、日本とスロバキアは同時優勝。しかし3―1のスコアで勝利を収めれば、日本はゴール数の差で単独優勝となる。 
 97年度大会でクロアチアとトルコを撃破し、優勝を飾った日本だが、98 年度からは5戦連続で引き分けている。
 フランスワールドカップ直前に開催された98年度大会では、パラグアイに1―1、チェコとは0―0。トルシエ指揮下の昨年度は、ベルギー、ペルー戦ともにスコアレスドローに終わった。 
 そして今年度、第2戦目を控え、新たに5選手を追加(うち4人を五輪代表キャンプから召集)、8日間で3つの国際試合というハードスケジュールから1週間の休息を取り、トルシエは確かな手応えを感じているようだ。
「モロッコではグループとしてステップアップできたので、日曜日は新たなチャレンジに挑む」―2−2で引き分けたフランス戦、4―0で勝利したジャマイカ戦のハッサン2世国王杯(モロッコ・カサブランカ)を引き合いに出し、フランス人監督トルシエは語った。

 今回、スロバキアの高さとフィジカルの強さに、日本とボリビアは苦しんだ。両試合ともスロバキアは、右コーナーキックから得点を奪っている。
 14日のボリビア戦では、DFローマン・クラトフビル(インター・ブラティスラバ)が21分に先制弾を決めると、FWマーティン・ファブシュ(ODトレンチン)が前半終了2分前に、勝負を決定付けるゴールを挙げた。
 一方、ワールドカップ南米予選で中位につけるボリビアは、今回は経験の浅いチームを派遣。それでも2002年決勝会場で行われる一戦は、日本にとってタフなテストとなりそうだ。