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ワールドカップ決勝会場は“センセーショナル”

Byジェレミー・ウォーカー
東京(2000年6月17日)
 ボリビア代表監督のカルロス・アラゴネスが17日、2002年ワールドカップ決勝会場を絶賛した。
 7万の収容人員を誇る横浜国際総合競技場で午後の練習の指揮を取り終え、アラゴネスは翌日に控えた日本戦を心待ちにしているとのコメントを残した。「ピッチ状態は良好だし、スタジアムそのものも美しい。日本国民は申し分のないスタジアムを決勝会場に選んだものだ。設計の面 で素晴らしいと言えよう」と、経験の浅いメンバーを連れて来日したアラゴネスは語った。
 にぎやかな新横浜駅からわずか15分歩けば到着するこのスタジアムは、2年前に竣工したばかりであり、ワールドカップ国内10会場の中でも最大級の規模を誇る。

 雨、そしてジメジメした天候にもかかわらず、18日のゲームは6万を超える入りが予想される中で、日本は2得点以上挙げ、97年以来の優勝が義務付けられる。
 毎年開催されるこの大会、今年度の初戦となった11日の日本―スロバキア戦は1―1のドロー。鳥栖スタジアムで行われた14日の第2戦は、スロバキアが2―0でボリビアを下している。
 日本がボリビア戦に2―0のスコアで勝利すれば、日本とスロバキアの同時優勝となる。しかし3―1で勝てば、総得点数で日本の単独優勝が決まる。
 アラゴネスの談によると、今回のメンバーの8割が初めて代表入りした選手。現在南米ではワールドカップ予選の最中であり、ボリビア国籍の選手を保有する海外のクラブが親善試合にその選手を送り出すのを拒否したこと、また国内ではリーグ戦が終盤に差し迫って来たことが、その理由だ。
 練習後の記者会見での「ボリビア代表チームの特徴は?」との質問に、アラゴネスはこう答えている。
「今回のメンバーはボリビア代表とは呼べないので、私にも分からない。集まって準備する時間が十分に取れなかった。通 常は4―4―2で、3―5―2 にチェンジすることもある。我々のスタイルは、スピードとテクニックを基盤にする日本チームと似通 っている」
 また彼は、0―2で敗れたスロバキア戦よりはいい内容をお見せできるだろうとも。
「日本に来るのに40時間かかったので、初戦は楽なゲームではなかった。だが非常に暑いここの気温にも、もう慣れた。もちろん時差に適応するのに時間がかかったがね。雨中のゲームであれば、スリッピーなグラウンドを利用して、遠目からドンドン狙って行く。日本が3点必要なのは分かっているので、ボールをキープし、集中を切らさないようにする」

 選手たちは練習中、始終リラックスしたムード。そして練習を終えると、2002 年6月30日に大一番が行われるスタジアムで、代わる代わる写真に収まっていた。