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フランス グループリーグ最終戦は、主力温存

(2000年6月17日)
 フランス代表監督ロジェ・ルメールは、グループリーグ最終戦となる 21日のオランダ戦では、主力選手数人を温存するようだ。
 フランスは16日のチェコ戦を2−1で勝利、準々決勝進出を決めていることもあり、オランダ戦には、負傷している主力選手を休ませると思われる。DFビセンテ・リザラズは大腿部、MFエマヌエル・プティは膝に、そしてGKファビアン・バルテズは背中に痛みを訴えている。また、チェコ戦でイエローカードを受けたDFリリアン・チュランも、出場しない見込み。
「これからはノックアウト方式のトーナメント戦であり、3日おきに試合があるので、慎重に行かねばならない」と、記者会見でルメールはコメント。「私は大会前に、全22選手で選手権に挑むと言ったはずだ」とも付け加えた。
 前任のエメ・ジャケ監督が98年のワールドカップで行ったように、ルメールもジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリ、プティといった主力選手を温存する作戦を取るはずだ。「決勝までの道のりはまだまだ長い。次の2試合での戦い方をいくつか考えているが、例えばプティが間に合わないならば、チュランをセンターに回し、デザイーを中盤の底に持ってくることだってできる」とルメール。
 21日のオランダ―フランス戦でグループDの首位が決まり、準々決勝では首位 のチームがロッテルダム、2位チームがブルージュで試合を行うこととなる。フランスは勝ちか引き分けでグループ首位 となるものの、負ければオランダがトップ通過だ。
 ここまでの2試合をフランスはブルージュで戦ってきたが、ルメールは「ブルージュについては分かっているが、ロッテルダムのような大きなスタジアムでのゲームは、モチベーションも大いに上がる」と話す。「初戦のデンマーク戦で相手に得点を許していたら、状況は全く変わっていただろう」

Article contributed by internetsoccer.com


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