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トルシエ監督去就問題に決着。W杯まで続投…

 20日、都内のホテルにて、日本サッカー協会の岡野俊一郎会長と日本代表のフィリップ・トルシエ監督が会食し、席上、岡野会長が2002年W杯までの契約延長を要請し、トルシエ監督も快諾。両者の間で合意した。
「2002年W杯を目標に強化を考えている。監督に、2002年までやる気はあるか?と聞いたら『あります』と言った」。これまでトルシエ監督には欧州のクラブが関心を示し、トルコのガラタサライと交渉していると報じられたが「私にとって優先順位 が高いのは日本」とトルシエ監督。

   今後は、本日から欧州での1ヶ月間のバカンスとなるトルシエ監督が再来日する7月下旬を待って、2002年に向けた契約交渉を行う。交渉は、大仁技術委員長が日本協会側の窓口となり条件面 など詰めの作業に入る。
 前日の会見では、9月のシドニー五輪、10月のアジア杯の成績も考慮することを示唆していたが「シドニーの前にでも、話し合いが付けば契約することはもちろんある」と明言。
 トルシエ監督は、次回の契約交渉の席で、あらためて強化日程、マッチメーク、選手の招集など全権を要求することになるだろう。