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バイエルン ヒッツフェルト監督、代表監督を辞退

 バイエルンの監督、オットマール・ヒッツフェルトは、エーリッヒ・リベック辞任後の代表監督の座を辞退した。ヒッツフェルト(51歳、これまでにドルトムントで3冠、バイエルンで2冠を獲得)は、国営テレビの番組で「興味がないとは言っていない。」などと代表監督への関心を示してはいたものの、辞退を表明した。その理由としてバイエルンとの現行契約を挙げている。

 土曜夜のテレビ番組では、「ウリ・ヘーネス、カール・ハインツ・ルムメニゲ、そしてフランツ・ベッケンバウアーらと話すことができたが、バイエルンが私を手放すことはまずない。」と語り、2003年まで契約が残っている自分に対し、レバークーゼンとの契約が2001年で切れてしまうダウムの方が代表監督を引き受けるのは必至だと話している。

 またフランクフルトでは、ブンデスリーガ側から「バイエルンと代表の兼任監督」という打開案を勧められたが、拒否している。「代表の監督というものは他の監督業とは一線を画す特別 のものだ。監督業の兼任など、2,3年も持たない短期間だけの打開策にすぎない。それに、バイエルンとはまだ3年も契約が残っている。雇い主には常に忠実であることが信条でね。」とバイエルンとの契約を強調した。