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J1 2ndステージ第3節 ガンバ3連勝、セレッソは足踏み

Byマイク・プラストウ

 8日に行われた、2ndステージ第3節。ガンバ、アントラーズ、FC東京が 3連勝を記録した一方で、セレッソはサンフレッチェにまさかの敗戦を喫した。
 ホームを同じくするライバルチーム・セレッソのファーストステージ大躍進に刺激を受けたガンバは、2ndステージの首位 争いに加わっている。今節のジェフ戦はスコアこそ1―0と辛勝であったが、トップを走るアントラーズにしっかりと勝ち点で並ぶ。
 新加入の長身クロアチア人FWニーノ・ブーレが、決勝点となるビタウのゴールをアシストし、見事デビュー戦を飾った。

 1節でグランパスを3―0、2節は4―0でフロンターレを下し、勢いに乗るアントラーズだが、8日に対戦したのは一筋縄では行かない相手。ホームにディフェンディング・チャンピオンのジュビロを迎えた。
 ユーゴスラビア21歳以下代表のアレクサンダー・ジブコビッチを加え、中盤に厚みを持たせたアウェーのジュビロは多彩 な攻めを繰り出す。
 しかし、ディフェンスの致命的な2度のミスで前半に2点を許す。後半に入り1点を返したものの、PK失敗が響き、結局2−1でアントラーズがこの勝負を物にした。
「今日のゲームにはとても満足している。チャンスを何度か作り出したし、いいプレーをしていた。後半はリスクを抑えたサッカーができた」とは勝者アントラーズ、トニーニョ・セレーゾの弁だ。

 こちらも負け知らずの東京は、フロンターレに3―0の快勝。ブラジル人FWのアマラオが全3得点を叩き出した。昨年度のJ2は首位 フロンターレ、2位が東京であった。そして今年、1部でのシーズンを迎えるにあたり、フロンターレは大量 補強を敢行、一方の東京は補強を行わず、実質的に昨年度と同じチームで挑んだ。
 皮肉にも最大の変化は、ブラジル人FWツゥットのフロンターレから東京への移籍だった。今やツゥットはチーム最多の12ゴールを挙げており、アマラオも10ゴールで続いている。東京躍進の原因がツゥットでないとしたら、あるいは一貫した戦術の賜物であろう。

 セレッソ大阪は連続得点試合記録を25に伸ばしたものの、サンフレッチェの綿密な作戦にしてやられた。栗原圭介と沢田謙太郎のゴールで2点をリードしたサンフレッチェに対し、セレッソもキャプテン森島寛晃のゴールで追いすがったが、86分のオウン・ゴールで万事休す。
 2ndステージ好調のアビスパは、この日もエスパルスを相手に1―0で勝利。3節終了時点で2勝を挙げ6位 と、降格争いから一歩抜け出た感がある。
 その一方で、光明を見出せないのがグランパスだ。開幕からアントラーズに0―3、ジュビロに1―5で惨敗し、先週には日本代表3選手に解雇通 告を出した。クラブに対し、監督のジョアン・カルロスが「自分を取るか、彼らを取るか」の決断を迫った結果 、望月重良、大岩剛、平野孝の3選手が解雇を告げられた。
 その意味で大いに注目されるグランパス。8日の試合前にはクラブ副会長によるファンに対しての事情説明演説が持たれ、関心を集めた。 ヴェルディとの対戦は2−2の引き分けに終わり、セカンドステージ初の勝ち点を挙げている。
 この日のその他のゲームは、レイソルが延長の末に3―2でヴィッセルを、F・マリノスがサンガを3―1で下している。

 次節は東京がエスパルスと、アントラーズは敵地でヴェルディと対戦する。しかし何といっても4節の一押しは、ともに首位 を狙うセレッソ―ガンバの大阪ダービーになるだろう。