(2000年8月16日)
チリ五輪代表チームのネルソン・アコスタ監督は、シドニーでの本 大会でオーバーエイジ3選手を起用する方針を固めた。11日にはメン
バーが発表される予定になっていたが、最終決定はもう少しずれ込みそうだ。
FWにはオーバーエイジを選ばないものと伝えられていたが、チリ五輪委員会の発表ではマルセロ・サラス(25)の名が挙がっている。
五輪チームの中では層の厚いFW陣だが、A代表でベストプレーヤーと考えられているサラスとイヴァン・サモラーノ(33)の2トップ
のうち、どちらかが選出されることが期待されていた。 セリエAのラツィオに所属するサラスと2トップを組むのは、昨シーズンはペルージャでプレーしたエクトル・タピア(22)になりそうだ。
オーバーエイジ残りの2人は、GKネルソン・タピア(34)とDF ペドロ・レイイェス(27)と、いずれもが国民の期待に沿った選出となった。
先日行われたブラジルとの親善試合で脆さを露呈したDF陣強化のため、お呼びがかかったのがフランスのオゼールでプレーする経験豊富なセンターバックのレイイェスと、パブロ・コントレラスが再招集
された。コントレラスは五輪南米予選ではメンバーとしてプレーしていたが、所属するモナコのチーム事情から、ブラジルとの2試合には
帯同していなかった。
また、ウニヴェルシダ・カトリカ所属のベテランGKネルソン・タピアの加入により、経験不足を指摘され、ブラジルとのゲームで致命的なミスをいくつか犯していたGKの強化も果たせそうだ。
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