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サモラノがチリ五輪代表入り

(2000年9月1日)

 チリ五輪委員会(COCh)とチリサッカー連盟(ANFP)は、混乱と誤解の末にようやく同国の五輪代表チームを決定した。イタリアでプレーする2トップをともに欠いたまま五輪を戦わねばならないという心配は、どうやらしなくてもよさそうだ。
 COChとANFPの双方から、2000年五輪代表チームにイバン・サモラノが加わることが発表になった。
 COChが先週初めに国際五輪委員会(IOC)に提出した選手リストには、サモラノではなくマルセロ・サラスの名前が登録されていた。だがその後、チームにおけるサラスの有用性に疑問符が付き、彼のシドニー行きは却下となった。そこでサラスの代役として台頭したのがサモラノであったが、COChは登録リストの最終期限はすでに締め切られていると主張。
 それを受けたANFPが8月31日までなら交代は可能だと返したが、おそらくこの見解は正しいようだ。報道によれば、サモラノの名は期限内にIOCに提出されており、IOC役員とチリ代表団が面談を行う9月4日に、彼のメンバー入りは正式に承認される見込みとなっている。
 IOC、COChおよびANFP間でこの件がどこまで解決されているのか、はっきりとした詳細は明らかになっていない。IOCの決定が出る4日まで、チリ国内のサッカーファンは落ち着かない日々が続きそうだ。

Article contributed by internetsoccer.com


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