メルボルン(2000年9月17日)
メルボルンで行われたシドニーオリンピック・サッカー、グループBの試合で、金メダルを狙うチリが優勝候補と目されるスペインを相手に実力を見せつけ、3−1と文句なしの勝利を挙げた。
チリは24分にオラーラ、41分と90分にはナビアが得点を挙げスペインを圧倒。両チームの選手・関係者が白熱する中、厳しい組み合わせとなったゲームを手中に納めた。
92年五輪で優勝を果たしているスペインは、ラクルスのゴールで54分に1点を返したものの、チリの2点に絡んだイバン・サモラノの力強さと決断力の前に打つ手がなかった。
チリはグループリーグ最終戦の対韓国戦で勝ち点1を得れば、準々決勝進出が決まる。チリ−韓国戦がドローに終わった場合、スペインはモロッコに対して引き分ければ、得失点差の関係でこちらも準々決勝に進むことができる。
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