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週刊リバウド9月25日 ファンからの批判を真摯に受け止めるリバウド

  今シーズン開幕以来、初めてファンからの批判にさらされたリバウド。だが彼は、無難な対応でこの状況を切り抜けている。

 リーグ戦第三節、ホームでのサンタンデールとの対戦で、F.C.バルセロナは3−1で勝利を収めたものの、ファンの一部は、この試合でのリバウドの出来に満足しなかった。パトリック・クライファートが決めた2点目のゴールに、リバウドは積極的なプレーで大いに貢献してみせたが、自分自身はゴールを決められず、試合終盤にアルフォンソと交替した。この時、ノウ・カンプ・スタジアムで観戦していたファンのうち、その日のリバウドの活躍を認めた者は、交替して退場するリバウドを拍手で見送ったが、やじを飛ばして非難したファンも見受けられた。試合直後のインタビューで、リバウドは、その日のプレーが“リバウドのサッカー”として期待されるレベルに達していなかったことを認めた。

「調子は良くはなかった。(ファンにやじられたことについては)ドント・マインドさ。好調な日もあれば最悪な日もある。俺の出来がいいとか、悪いとか、批判する権利がファンにはあるんだ。今の俺には、次の試合(チャンピオンズ・リーグ戦)でミランと対戦する時までに、今日受けたやじを拍手に変えてみせる責任がある」チャンピオンズ・リーグの第3戦が行われる前の彼のコメントだ。

 実のところ、リバウドがノウ・カンプ・スタジアムでファンからやじを浴びたのは、今回が初めてというわけではない。昨シーズンにも、こうした不調の波は何度もあった。しかし、リバウドは逆境を乗り越えるすべを身につけている。さて、今回リバウドはそれほど厳しいものではないにせよ、ファンから批判されたわけだが、一方、バルサトップチームの監督ロレンソ・セラ・フェレールは、彼を擁護する発言をしている。「リバウドも、できるだけのことはやっている。でも、好調ではなかっただけのこと」

 こう語るフェレール監督は、リバウドのサッカープレーヤーとしての資質に全幅の信頼を置いているのだろう。

 

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