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連覇へ鋭気養う米国女子チーム

シドニー(2000年9月26日)

 米国女子チームはノルウェーとの決勝までの4日間を、休息と連覇に向けた準備に充てることにするようだ。

 6日の間にノルウェー、中国、ナイジェリアと対戦した米国は、2勝1分の成績を残した。そして、中3日で迎えた準決勝で、ブラジルと対戦。この試合は、米国にとって11日間で4試合目という強行日程であった。

 米国のエープリル・ヘインリッヒ監督は、ブラジル戦後にこのようなコメントを残した。「選手たちは疲労困憊している。今夜の試合でもっともハードだったのは、ブラジルは中4日だったのに対して、私たちは中3日しか取れなかったこと。でもノルウェーもうちも、決勝までのインターバルの期間は同じ」

 米国のプレースタイルは確実に疲れが蓄積するものだと、選手たちは感じている。ヘインリッヒ監督は言う。「うちのサッカーは、引いて守る消極的なプレーに比べると、ミア・ハムやティファニー・ミルブレッドのプレーのように、ピッチを所狭しと動き回るので、計り知れないほどのエネルギーを必要とする。活動量が根本的に違う」

 今大会、これまで全試合に出場している米国選手は7人で、わずか13選手しかピッチに立っていない。シリ・ミュリニックス、ジョイ・ファーセット、ケイト・ソブレロ、クリスティー・ピアース、ジュリー・フォーディー、ロリー・フェアー、ティファニー・ミルブレッドの7選手が、ここまで毎試合にフル出場を果たしている。シンディー・パーローも90分フルではないにしろ4試合全てでプレー。ニッキ・サーレンガは2試合に出場している。

 それでも監督は自チームの現在のコンディションの良さに自信を持っている。「コンディションは万全。90分を戦い抜ける体力はあるので、(決勝でも)それをまたお見せしましょう」

Article contributed by internetsoccer.com


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