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週刊リバウド9月28日 バルサ、ACミランに完敗でリバウドとファンの間に溝

  チャンピオンズリーグ第3戦。バルサはホーム、ノウ・カンプでACミランに0−2と完敗した。試合中も試合終了後も、一番批判を受けたのはリバウドだった。これでファンとリバウドの間に新たな亀裂が生じてしまった。バルササポーターの要求は厳しい。チームの中心戦力であるリバウドには、わずかなミスも許されない。リバウドにかかる期待が大きいだけに、ミラン戦では、攻撃にからんでも、ゴールを決められないリバウドに対し、一部サポーターからブーイングが起きた。47分、1対1の同点に追いつく絶好のチャンスが訪れたが、リバウドのシュートはゴールマウスを外れた。その後、決定力に欠けるバルサを尻目に、ミランが追加点をあげ、試合を決めた。ミランのチームワークと戦術的サッカーの前に、バルセロナの売りである攻撃的サッカーが醜態をさらした格好だ。試合後、リバウドは失望の色を隠せなかった。

 「ものすごくプレッシャーがきつい。みんなの批判は受け止めるけど、こういう状況でプレーするのがどんなに大変なことか理解してほしい。攻撃のたびにゴールを期待されても、そんなに簡単にいくものじゃない。この夏の間、契約更改問題で騒がれたことが、大きなプレッシャーになっている。選手には誰でもプレッシャーがかかるけど、僕の場合は、そのプレッシャーが大きすぎるんだ」と、リバウド。

 「ボールに触る。よし、攻撃だ、と思う。するとブーイングが聞こえてくる。こういう状況じゃ僕だってやりにくい。でも、それはそれとして受け止めて、ブーイングが拍手に変わるようにベストを尽くす。ここで、うつむいて、逃げ隠れするようなことだけはしたくない」

 自分がチャンスを生かしきれないたびに、ノウ・カンプのスタンドからネガティブなリアクションがかえってくることに対しても、もう無関心をよそおってはいられなくなった。

 

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