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週間リバウド10月4日 ブラジル帰国で波紋「リバウドの帰国に地元バルセロナが不快感?」

 バルセロナでは、リバウド、クラブ、ブラジル代表の“三角関係”問題が再燃している。リバウドは先週の火曜日、9月26日に足首を負傷して以来、プレーしていない。先週末のリーグ戦では、ラ・コルーニャの遠征にも加わらなかった。したがって、クラブサイドは、今週末のブラジル対ベネズエラ戦のために、リバウドがブラジルに帰国することはないと考えていた。ところが、次のベネズエラ戦にリバウドは使わないと発表があったにもかかわらず、代表のメディカルスタッフに足首を診てもらうため、2日、リオ・デ・ジャネイロに向かったのである。

 問題は、リバウドがブラジルに発ったのは、はたして本人の意志だったのか、ブラジルサッカー連盟の命令だったのかを、バルセロナが把握していない点にあった。そのため、地元バルセロナでは、全スポーツ紙が1面でこのニュースを批判的に報じた。これに関して、最終的には、バルセロナのジョアン・ガスパート会長が、状況を次のように説明した。 「リバウドは、ブラジルだろうがバルセロナであろうが、本人が適当と思う場所で、数日間自由に休んでいいことになっていた。」  つまり、リバウドは休暇でブラジルに戻ったついでに、代表のメディカルスタッフの診察を受けた、ということになる。その診断によれば、リバウドの左足首はレベル1の捻挫で、重傷ではないが、試合に出るのは控えたほうがいいということだ。  こういうわけで、リバウドのブラジル帰国をめぐる、くだらない“騒ぎ”にはとりあえず決着がついた。

 今週のバルサは、ほとんどの選手が2002年ワールドカップ予選に備えて代表合宿に入っており、4,5人の選手しか残っていない。そんな状況だから、リバウドの留守もそれほど奇異には映らない。リバウドはこの週末スペインに戻り、左足首を完全に直して、次のレアル・ソシエダ戦に臨む。

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