ロンドン(2000年10月7日)
7日(土)、ウェンブリーで行われたワールドカップ予選でイングランドはドイツに0−1と敗戦してしまい、その責任を取る形でケビン・キーガン監督が辞任した。
(5日の段階でベッカムの出場は危ぶまれていたが、結局出場。)
「選手達には、これがわたしが指揮を取る最後の試合になると話してあったが、良い選手が揃っているだけにチームを離れるのは残念だ。悩みぬいた末の決断だったが、本音を言えば代表で指揮を取る器ではなかったのかも知れない。」と苦しい胸の内を明かした。
ウェンブリー・スタジアムでは(改修工事前の)最後の試合がキーガンにとっても最後の試合となってしまった。
雨の中、14分に挙げたディトマール・ハマンの先制点がそのまま決勝点となり、ドイツが勝利した。
試合後控え室で、イングランドサッカー協会の関係者たちがキーガンの説得にあたったが、「早く家族に会いたい。」と、キーガンの心は決まっていたようだ。
今のところ11日のフィンランド戦(ワールドカップ予選)には、同国サッカー協会のテクニカル・ディレクターであるハワード・ウィルキンソンが監督代行を務めると見られているが、ブックメーカーは早くも元代表監督のテリー・ベナブルス復帰説を持ち出している。
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