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週間リバウド10月10日 「リバウド、怒る」

 ブラジルに一時帰国していたリバウドが、週末バルセロナに戻ってきた。だが、彼の帰国をめぐって留守中さまざまな憶測が流れ、地元マスコミが批判的な報道をしたことに激怒。日曜日に行われた記者会見で、F.C.バルセロナとの億単位の契約など捨てて、ブラジルに戻っても構わないと、怒りをぶちまけた。
「もし皆がそうしてほしいのなら、俺は1ペセタももらわなくていい。 金は全部置いて、バルサから出て行く。」会見の席上、リバウドはこう言い放った。
「ブラジルには休暇で帰ったんじゃなくて怪我を早く治したいからだ。 それでも、マスコミや周囲がそうじゃないと思うのなら、勝手にしてくれ。バルセロナを出て行っても構わない。俺はプロだ。いつでも最善を尽くそうとしているだけだ。」
 こう語るリバウドは、語気も荒く、明らかに気が立っていた。シーズン序盤で不調にあえぐ自分に対するファンの冷たい反応に、失望を隠さなかった。会見では質問もいっさい受け付けなかった。

 ところが、バルセロナのジョアン・ガスパート会長は、リバウドの発言を心配するどころか、ポジティブに受け止めている。その理由は、彼 の言葉を聞いて、「リバウドがお金よりもっと大事な、ファンの愛情で動いていることがわかった。」からである。さらに、「リバウドにとって、ファンに愛されることが一番大事なのだ。私は、すべてのバルササポーターが彼を愛していると信じている。」と話している。

 左足首の違和感がなくなったリバウドは、コンディションを取り戻すため、2日前から実質的に一人でトレーニングをしている。代表の試合があったため、1週休みとなったリーガ・エスパニョーラは、今週末に再開する。バルセロナの次の試合は、今週土曜日、サン・セバスティアンで行われるレアル・ソシエダ戦だが、「次の試合には出れると思う。」 とリバウド。
 セラ・フェレール監督は、「今のリバウドに必要なのは、皆が愛情を示してやることだけだ。契約を更改してから、彼には大きなプレッシャーがかかっている。」と、リバウドをかばう発言を繰り返した。

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