NEWS
| NEWS INDEXへ戻る |

 

週間リバウド10月22日「バルセロナ、レアル・マドリードを2−0で撃破」

 注目の一戦は、FCバルセロナがレアル・マドリードを2−0と下した。この試合、ゴールこそ挙げられなかったもののリバウドの果たした役割は大きかった。
 そしてもう一つの話題の中心はルイス・フィーゴ、宿敵レアル・マドリードに移籍後初めてノウ・カンプ・スタジアムでの試合に臨んだ。満員のバルセロナファンで興奮のるつぼと化したスタジアムは「アンチ・フィーゴ」コールで騒然となる中、結果は2−0でバルセロナが勝利を収めた。
 フィーゴとは対照的に、リバウドはファンの喝采を受けた。この試合獅子奮迅の活躍を見せ、終了間際に交代してピッチを去るときには、ファンの拍手と「リバウド」コールで見送られた。
 試合前、リバウドを含めたチーム全員の士気が高まる。試合が始まるとリバウドはアシスト、パス、積極的にシュートを放つなど、常に献身的なプレーで攻守に貢献。この勝利でバルセロナは、レアル・マドリードを抜きさり国内リーグ順位3位に浮上した。

 残念ながらリバウドのゴールシーンは見られなかったが、前半にはGKカシジャスの守るレアル・マドリードのゴールを何度も脅かすチャンス・シーンを演出。前半20分、ペナルティー・エリア外から放ったフリーキックは、惜しくもクロスバーのわずか上に逸れた。後半に入り、ダニのセンタリングにうまくヘディングを合わせたが、レアル・マドリードの守護神カシジャスの好セーブに阻まれた。
 ゴールこそなかったものの、リバウドに脅かされたレアル・マドリードのDF陣は、その勢いと押し止めることがまったくできなかった。  26分、シャビの蹴ったフリーキックをルイス・エンリケがヘディングで合わせてバルセロナが先制。78分には、リバウドの放った鋭いシュートをGKカシジャスが止めきれず、こぼれ球をアルフォンソがシュート、これもクロスバーに弾かれたが、最後はシモンが落ち着いて決めて2点目を挙げ試合を決めた。
 近年、レアル・マドリードはノウ・カンプでバルセロナに勝てない。 これで、地元ではバルセロナの通算18試合負けなし。百年を超す長い歴史を誇るリーガ・エスパニョーラ史上でも、ひときわ目を引くジンクスである。最後にノウ・カンプでレアル・マドリードが勝ったのは、1983−1984シーズンのこと。それ以来、レアル・マドリードこのスタジアムでのジンクスを破れぬまま負けを重ね、今年もその記録を更新した。

  リバウドのゴールシーン、など満載の「morelia2.com」ではリバウドの来日記念プレゼント実施中!