ミラノ(2000年10月26日)
チャンピオンズ・リーグのリーズ・ユナイテッド戦を前に、ACミラン副会長アドリアーノ・ガリアーニは、「たとえ予選突破が決まっていても、ミランが手を抜くことはない。」と宣言。
この試合を引き分ければミラン、リーズともに勝ち点がバルセロナを上回り1次リーグ突破ができるため、追い詰められたバルセロナ側はすでに2次リーグ進出を決めたミランが主力選手を温存するのではないかと恐れている。
これに対しガリアーニ副会長は、 「今はリーズに勝つことが、他チームを尊重し、同時にビッグクラブチームとしての礼儀だと思う。手加減などしない。世界中が試合を観ているんだから、バルセロナの思惑とは関係なく正々堂々とやるだけだ。」
昨年のミランも、ガラタサライに勝ち、尚且つチェルシーがヘルタ・ベルリンに勝ってくれなければ予選突破できないという今のバルセロナと同じ状況にあった。
結局ミランは負けたが、ガリアーニはヘルタ・ベルリンに勝った当時のチェルシーの試合が印象に残っているらしく、 「チェルシーのフェアで堂々としたプレーは、まさにお手本。」と絶賛している。
ミランがリーズに勝ち、バルセロナがベシクタシュに勝てば、バルセロナがグループ2位に浮上する。
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