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週間リバウドリバウド、世界NO.3プレーヤーに

  11日夜、2000年度FIFA最優秀選手賞がローマで発表された。リバウドは、ジネディーヌ・ジダン、ルイス・フィーゴに続く第3位に選ばれた。昨年は、最優秀選手として各国選考員の票を独占したリバウドだったが、今年は世界の頂点に輝くことができなかった。

 やはり、ブラジル人のリバウドが参加しなかったEURO2000の印象が、選考に響いて、フランスのジダンとポルトガルのフィーゴに、票が集まった。とはいえ、本人は、「FIFA最優秀選手賞のような栄誉ある賞を2年連続で受賞するのは相当難しいことだよ。ベスト3に入ることができただけでも満足しないとね。もちろん、No.1を狙っていたけどね」と、今回の受賞を素直に受け止めて喜んでいる。

リバウド、ゴールが止まらない

 賞の話題はさておき、フィールドでは、リバウドのゴールゲッターとしての得点感覚が依然として冴え渡っている。ここ数試合でも巧みにゴールを決めて、文句無しの活躍をしている。まず、UEFAカップの対ブルージュ戦ではバルセロナ唯一の得点を挙げた。

  そして、先週末行われた地元対決、対エスパニョール戦(西澤の属するクラブ)では、前半14分、敵ゴールめがけて弾丸シュートを叩 き込んで先制し、さらに後半13分、クライフェルトが得たPKを決めて2点目を挙げた。後半15分、リバウドは数週間前から患っていた筋肉痛のためベンチに下がったものの、終わってみれば4−2の快勝だった。 セラ・フェレール監督は、ローマへの移動と筋肉痛を考慮し、スペインカップの対ガンディア(2部Bに所属)戦は、リバウドを休ませることにした。

 リバウドは、今季のスペインリーグですでに8点を挙げて、得点ランキングでは、10点を挙げているアラベスのハビ・モレーノに続いて2位につけている。しかし、チャンピオンズリーグでの得点を加算すると16得点を挙げていて、これはバルセロナに移籍して以来の最多得点数だ。
 欧州とブラジル代表でのスケジュール両立という厳しい状況の中で、莫大な試合数による疲労がリバウドの両足に蓄積されているはずだが、依然として周囲の期待に応える活躍を見せている。

 リバウドは、今週末マドリードで行われるラージョ・バジェカーノ戦で復帰する予定だ。現在、勝ち点でバルセロナと並ぶラージョは、油断のできない相手だ。両チームとも勝ち点23で、首位を走るデポルティーボとバレンシアを5ポイント差で追う。
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