第7回全国ホームタウンサミットin大阪


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現状報告:堺市を取り巻くスポーツ環境

 

新聞記事「国内最大級のサッカー練習場」をもとに、現在はまだ白紙だが、西日本最大のサッカー練習拠点の候補として、堺市沿岸の埋め立て地が上がっている。天然芝及び人工芝のグラウンド、フットサル競技場、クラブハウス、宿泊施設などを予定している。静岡のJステップ、福島のJビレッジに並ぶような施設を目指す。

JビレッジについてはJリーグから説明があった。一般の使用は可能であるが、告知が十分でないため、敷居が高いイメージがあることは確かである。夏休みなどは100%の予約があり、よく利用されている。年間予算は約10億円で、7億円が使用料から得られ、残りは協賛金である。芝生グラウンドが11面ある。一方Jステップは2面である。こちらの施設は清水エスパルスが指定管理者となっている。


杉林さんの報告「堺ブレイザーズについて」 写真 第二分科会

堺市が来年4月から政令指定都市となり、予算規模の拡大、宝くじの運営、全国的な地位の向上などが予想される。そうした中での、堺ブレイザーズの現状を報告する。
1. 堺ブレイザーズとは、Vリーグ所属のチームで、ベンチ登録12名、在籍16名、日本代表選手の北島武、杉山マルコスなどが属する。新日鉄からの分社化により誕生したチームで、創設12年目を迎える。Vリーグにはサントリー、トヨタ、東レ、旭化成などのチームがあり、現在ブレイザーズが首位。
2. 地域に密着した総合スポーツクラブを母体としている。2200名ほどの会員がいる。その目的は、社会貢献、豊かなスポーツ文化振興、青少年に夢と感動を与えること、バレーボールの普及と発展である。
3. セレッソ大阪との交流:2005年5月15日、10月29,30日にバレーボールとサッカーのイベントを共同で開催。互いのスポーツを体験し、普及を目的とした。また、NOMOベースボールクラブとの交流を現在検討している。
4.そのほか、ジュニア世代の育成のため、堺ジュニアブレイザーズを組織し、バレーボールをしたくてもできない子供たちに場を提供している。またブレイザーズウィルチェアーラグビーを組織し、アテネパラリンピック代表を2名送った。


ブレイザーズ広報担当者の報告

同チームの年間予算は約3億円で、収入の主な内訳は、スポンサーである新日鉄からおよそ1,9億円、残りはバレーボール教室をはじめとする事業から得ている。講演、ホームゲームなどである。ゲームは年間最大で7回、現状では5回開催される。
バレーボールの競技人口は12年前から減少、中体連との連携に問題がある。中学は市内に45校あるうち、バレーボールクラブを持つのは5校で、そのほかの学校の生徒が、ブレイザーズのジュニアに参加。堺市バレー協会との連携が必要である。現在の競技者人口がどれくらいあるかについての調査は行っていない。大会への参加者で見ると2000人程度で、ここ数年ほぼ横ばいである。
参加者からのコメント:秋田県天童市では、ママさんバレーの大会開催などにより、競技者人口が増加している。今後堺市でも大会をもっと充実したものとしていけば、増加が見込めると思う。
Vリーグはスポンサー企業との結びつきが強く、地元とのつながりが弱いので、ホームタウンという考えに基づいているところは少ない。


質疑応答 写真 第二分科会

Q セレッソとの共同はどう進んでいるか?
A 後援会レベルでは、会社の理念が同じでもプロセスが異なる。相乗効果はあると思われる。またホームタウン評議会のレベルでは、第一歩として今回のサミットをとらえている。自治体レベルでは、大阪市と堺市ということで異なるため、共同が難しい。

このあと3つに分かれてグループ討論が行われた。

各グループ討論のまとめ及び全体の結論
グループ1 堺ブレイザーズは、目標を明確にし、行政に訴えていってほしい。観客動員数、競技人口などの数値目標を立てる。
グループ2 チームの存在意義をもっと明確にすることが必要。堺ブレイザーズは堺市で何をしたか、したいのかを明確にする。
グループ3 ホームタウンをコンセプトとして、各関係団体との連携をとりながら、より交流を深めることが必要。ただそのためにチームだけでは難しいので、行政やボランティアなどの援助が必要となる。

政令指定都市への移行について、新日鉄のような企業や市民は行政ほど盛り上がっていない。なぜ西日本最大のサッカートレセンを堺に作る必要性があるのかが明確でない。
本来ホームタウンというのは、スポーツチームを街の誇りと考えるところにポイントがある。堺はこの点をどうするのかについて議論を深めるべきであろう。
関東と関西ではサッカーに対する温度差があるし、Jリーグ自体の運営も関東が中心になりがちである。たとえば日本代表の試合がほとんど東京中心に行われており、地方開催を重視するたとえばスペインリーグなどを見習うべきかもしれない。Vリーグもブレイザーズだけでなく、リーグ全体としてホームタウンを重視する方向に行かないと難しい。
今回のような議論で出た意見をとにかく実行に移していくことが、発展するための道である。



第一分科会 好きやで 長居スタジアム
第三分科会 Jリーグから始まったスポーツボランティア

 ® 全国ホームタウンサミット大阪開催実行委員会