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W杯予選初失点も日本代表はタジキスタンに快勝 / カタールW杯アジア2次予選

[2021/06/08 Tue]

 7日、FIFA ワールドカップカタール 2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選 グループFが行われ、日本代表(SAMURAI BLUE)とタジキスタン代表が対戦した。

 5月28日(対ミャンマー代表)の勝利ですでに2次予選通過を決めている日本代表が、開始早々に先制ゴールを決めて幸先よく滑り出した。6分、右後方から一気にDF裏に通されたスルーパスで抜け出したFW浅野拓磨がGKルスタム・ヤティモフと1対1になる。浅野が右足ダイレクトで狙ったシュートはGKの右足に阻まれたが、浅野のすぐ後ろを追いかけていたMF古橋亨梧がそのこぼれ球を拾うと、ゴール正面に持ち込み左足から豪快なシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。しかし、その直後にタジキスタン代表もグループFで2位につけている意地を魅せる。9分、右サイドからのクロスボールをMFエフソン・パンシャンベがヘディングであわせて、試合を振り出しに戻した。そして、2次予選6試合を終えて無失点で勝ち進んできた日本代表にとって、これが初失点となった。それでも日本は崩れることなく、立て続けにチャンスを創り出す。そして、40分、その攻撃が実を結ぶ。先制点を決めた古橋が、右サイド深くからグラウンダークロスを送ると、ニアに飛び込んだMF南野拓実がGK横を撃ち抜き、勝ち越しゴールを決めた。なお、南野はこれでW杯予選7試合連続ゴールとなりMF本田圭佑(ネフチ/アゼルバイジャン)の記録に並んだ。

 1点リードで前半を終えると、後半も日本ペースは変わらない。そして51分、中央のMF橋本拳人から右サイドの山根に渡り、そこで少し溜めを作ると、山根はペナルティーエリアに入ってフリーになった橋本を見逃さず、足元にラストパスを送る。橋本はこれを右足ダイレクトでゴール左下に蹴り込み、日本がリードを2点に広げた。なお、橋本はこれが代表初ゴールとなった。さらに、前線からのプレスを緩めることなく続けていると、71分、GKからのパスを狙っていたMF川辺駿が右足インサイドのダイレクトシュートで丁寧にゴールに蹴り入れ、ダメ押しとなる4点目を奪った。なお、川辺もこれが代表初ゴールとなった。

 そして、日本は4-1で勝利を収め、2次予選7連勝を飾った。日本代表は11日(金)にノエビアスタジアム神戸(兵庫県)でセルビア代表との国際親善試合に臨み、15日(火)にパナソニックスタジアム吹田でキルギス代表との2次予選最終戦に挑む。

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【スコア】
日本代表 4-1 タジキスタン代表
【得点者】
1-0 6分 古橋亨梧(日本)
1-1 9分 エフソン・パンシャンベ(タジキスタン)
2-1 40分 南野拓実(日本)
3-1 51分 橋本拳人(日本)
4-1 71分 川辺駿(日本)

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■今後の試合日程 ※無観客試合にて実施
6月11日(金) キリンチャレンジカップ2021
 日本代表(SAMURAI BLUE) vs セルビア代表(兵庫県/ノエビアスタジアム神戸)
6月15日(火) FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選
 日本代表(SAMURAI BLUE) vs キルギス代表(大阪府/パナソニック スタジアム 吹田)

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