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レアル・マドリードが劇的逆転勝利でベスト8進出! / 国王杯

[2022/01/24 Mon]

 15日から20日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦が行われた。

 昨年のリベンジを果たし、4回戦へとコマを進めたレアル・マドリードは、アウェイでエルチェと対戦した。膠着状態が続き、スコアレスのまま90分が終了。延長戦に突入すると、102分にゴール前でファウルを犯したDFマルセロが退場処分となり、レアル・マドリードは数的不利に陥った。さらにこの直接FKで、DFゴンサロ・ベルドゥの蹴ったボールが一度は壁に当たって跳ね返ったものの、もう一度ベルドゥが右足を振り抜くと、MFダニ・セバージョスの足に当たってコースが変わり、エルチェが均衡を破って先制した。数的不利で追いかける展開となったレアル・マドリードだが、延長後半の108分、セバージョスのシュートをゴール前で途中出場のMFイスコ(フランシスコ・ロマン・アラルコン)がコースを変えて振り出しに戻すと、さらに115分、スルーパスに抜け出したFWエデン・アザールが飛び出してきたGKを落ち着いてかわして無人のゴールへと流し込み、土壇場で逆転井成功した。そして、2-1のまま120分が経過し、レアル・マドリードが劇的逆転勝利でベスト8進出を手にした。

 昨シーズンの決勝戦の顔合わせとなったバルセロナ対アスレティック・ビルバオの一戦は、開始早々の2分にアスレティック・ビルバオが先制する。ところが、20分、今冬加入したFWフェラン・トーレスの加入後初ゴールでバルセロナがスコアを振り出しに戻して、シーソーゲームの様相を呈する。ところがその後は一進一退の攻防となり、1-1のまま前半を終えると後半もスコアが動かないまま時計の針が進んだ。そして迎えた86分、セットプレーから最後はDFイニゴ・マルティネスが押し込んで再びアスレティック・ビルバオが勝ち越した。ところが、後半アディショナルタイム3分、MFペドリの劇的同点ゴールで再びバルセロナが追い付き、延長戦に突入する。すると、延長前半アディショナルタイム1分、MFムニアインがPKをきっちりと決めて三度リードを手にすると、このまま3-2で逃げ切り、アスレティック・ビルバオが準々決勝へとコマを進めた。

 結果は以下の通り。

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■結果
マジョルカ 2-1 エスパニョール
ジローナ(2部) 1-2 ラージョ・バジェカーノ
スポルティング・ヒホン(2部) 0-0(PK2-4) カディス
アトレティコ・バレアレス(3部) 0-1 バレンシア
ベティス 2-1 セビージャ
レアル・ソシエダ 2-0 アトレティコ・マドリード
エルチェ 1-2 レアル・マドリード
アスレティック・ビルバオ 3-2 バルセロナ

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