東京都選抜が神奈川県選抜を下して11年ぶり6度目の優勝 ／ 全国選抜

[2024/09/17 Tue]

　14日（土）から16日（月・祝）、ホワイトリング（長野県）で第40回全国選抜フットサル大会が行われた。

　決勝戦にコマを進めたのは、神奈川県選抜（関東1）と東京都選抜（関東2）の関東代表の2チーム。神奈川県選抜は、1次ラウンドを25得点5失点と圧倒的な攻撃力を魅せて1位で通過すると、準決勝でもその攻撃力を魅せ付け、4－0と福岡県選抜をクリーンシートで下して、第35回大会（2019年）以来となる決勝戦へと勝ち進んだ。一方、東京都選抜も1次ラウンドを3連勝で勝ち抜くと、準決勝では北海道選抜を9－4で退けて第29回大会（2013年）以来となる11年ぶりのファイナリストとなった。

　両チームともにFクラブのある都道府県だけに、元Fリーガーの活躍が随所に見られ、拮抗した試合展開となる中、14分5秒、FP三須達也のゴールで神奈川県選抜が先にスコアを動かした。しかし、東京都選抜も16分10秒、FP神田亜典が決めてすぐさま追い付いた。ところが、今大会で圧倒的な攻撃力を魅せてきた神奈川県選抜は、17分45秒、FP長谷川翔がゴールネットを揺らして勝ち越しに成功する。そして、第1ピリオドを2－1のまま終えると、第2ピリオドの開始早々の20分5秒、FP百瀬拓哉のゴールで神奈川県選抜がリードを広げた。追いすがる東京都選抜が徐々に追い詰めると、24分1秒、FP藤井一真が決めてまず1点差に詰め寄った。さらに、28分31秒、FP大澤寛治がゴールネットを揺らして再び同点に追い付き、試合をわからなくした。そして、終了間際の37分18秒、神田がこの日2ゴール目を決めてこの試合初めて東京都選抜がリードを手にすると、神奈川県選抜の猛攻を最後まで耐え抜き、3－4で試合終了。

　東京都選抜が、第29回大会（2013年）以来11年ぶり6度目となる優勝を飾った。なお、得点王には、8ゴールを決めた木村丈二（北海道選抜）が輝いている。

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【スコア】神奈川県選抜（関東1）　3－4　東京都選抜（関東2）
【得点者】
　1－0　14分5秒　三須達也（神奈川県）
　1－1　16分10秒　神田亜典（東京都）
　2－1　17分45秒　長谷川翔（神奈川県）
　3－1　20分5秒　百瀬拓哉（神奈川県）
　3－2　24分1秒　藤井一真（東京都）
　3－3　28分31秒　大澤寛治（東京都）
　3－4　37分18秒　神田亜典（東京都）

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■第40回全国選抜フットサル大会
期間：2024年9月14日（土）〜16日（月・祝）
会場：ホワイトリング（長野県）
最終順位：
　優勝　東京都選抜（11年ぶり6度目）
　2位　神奈川県選抜
　3位　北海道選抜、福岡県選抜
得点王：8ゴール　木村丈二（北海道選抜）