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広島が劇的勝利で2連勝! / ACL2

[2024/10/04 Fri]

 3日(木)、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2) グループステージ 第2節が行われた。

 日本から参加する昨シーズンのJ1リーグ3位だったサンフレッチェ広島(日本)は、アウェイで東方(香港)と対戦した。

 2024-25シーズンよりAFCクラブ競技大会は3階層に再編され、従来のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)とAFCカップから、AFCチャンピオンズリーグ エリート(ACLE)、ACL2、AFCチャレンジリーグ(ACGL)となった。日本(Jリーグ)からは、ACLEにヴィッセル神戸(J1)と川崎フロンターレ(J1)、横浜F・マリノス(J1)が参加し、ACL2には広島が参加している。

 開始早々の7分、右CKをファーサイドでDFダニエル・アルマザン・ベラがヘディングで合わせて東方が幸先よく先手を取った。出鼻を挫かれた広島だったが、徐々にリズムを掴み出した広島は、22分、FWピエロス・ソティリウがゴールネットを揺らすも、ゴールイン前にハンドと判定されたため得点は認められず、同点には至らなかった。その後も効果的な広島が攻撃を続けると、40分、MF松本大弥のドライブのかかった見事なミドルシュートが豪快にゴールネットに突き刺さり、ようやく同点に追い付いた。さらに42分、右サイドからのクロスボールをDF志知孝明がヘディングで折り返すと、MF中島洋太朗が左足で合わせてわずか2分間で逆転した。その中島は、得点直後の45分にピッチに倒れ込み、交代を余儀なくされた。

 後半に入り、突き放したい広島だったが、キックオフ直後の46分、ロングボールに抜け出したFWノア・バッフォーが角度のないところからファーサイドへの豪快な一撃を決めて東方がスコアをタイに戻した。ここからはボールを支配しながらも攻め切れない広島、ロングボールを起点にカウンターを狙う東方、という構図となるもどちらもフィニッシュまで至らず、2-2のまま試合終盤を迎える。そして、このまま終了かと思われた後半アディショナルタイム5分、セットプレーからDF荒木隼人の打点の高いヘディングシュートで広島が土壇場で勝ち越し、2-3で試合終了。劇的な幕切れで広島が2連勝を飾った。

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【スコア】東方(香港) 2-3 サンフレッチェ広島(日本)
【得点者】
 1-0 7分 ダニエル・アルマザン・ベラ(東方)
 1-1 40分 松本大弥(広島)
 1-2 42分 中島洋太朗(広島)
 2-2 46分 ノア・バッフォー(東方)
 2-3 90+5分 荒木隼人(広島)

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