アウェイの名古屋が横浜FMを下し、ホーム新潟が川崎Fに4ゴール完勝 / ルヴァン杯
[2024/10/10 Thu]
9日(水)、2024JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド 準決勝 ファーストレグが行われた。
9年ぶりの準決勝進出で初の決勝戦進出を狙うアルビレックス新潟は、ホームに4年ぶりにベスト4へ進出した川崎フロンターレを迎えた。先にペースを掴んだのは川崎Fだったが、徐々に新潟が流れを引き寄せ始めると、25分、右サイドからのクロスボールがファーサイドへ流れたところをFW谷口海斗が見事なボレーシュートでゴールへ蹴り込み、新潟が先手を奪った。リードを許した川崎Fは新潟陣内でプレーする時間を増やし、度々チャンスを創り出すもののフィニッシュが決まらず、逆に45分、スルーパスに抜け出したFW太田修介がGKとの1対1で股抜きシュートを決めて新潟がリードを広げ、前半を終えた。後半も反撃に出たい川崎Fに対して、立ち上がりの50分、MF藤原奏哉の放ったシュートのコースをゴール前でMF長谷川元希が変えてゴールネットを揺らし、新潟が3点目を奪った。勢いの止まらない新潟は、そのわずか3分後、左右に大きく展開して揺さぶると、最後はMF星雄次のミドルシュートがゴールに突き刺さり、試合を決定付ける4点目を決めた。ホームでのセカンドレグでの逆転に向けて最後まで攻め続ける川崎Fは、71分、左CKからDF瀬川祐輔が押し込み、1点を返すが新潟DF陣を崩しきれず、4-1で試合終了。新潟が初のファイナリストへ王手をかけた。
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【スコア】アルビレックス新潟(J1) 4-1 川崎フロンターレ(J1)
【得点者】
1-0 25分 谷口海斗(新潟)
2-0 45分 太田修介(新潟)
3-0 50分 長谷川元希(新潟)
4-0 53分 星雄次(新潟)
4-1 71分 瀬川祐輔(川崎)
2年連続で準決勝へコマを進めた横浜F・マリノスは、同じく2年連続ベスト4進出の名古屋グランパスとホームで対戦した。序盤に主導権を握ったのはアウェイの名古屋だった。開始早々の3分、右CKからMF椎橋慧也がヘディングで合わせて名古屋が幸先よく先手を奪った。その後も名古屋が優位に試合を運ぶと、14分、今度は左CKからDF三國ケネディエブスのヘディングシュートがゴール右下へ決まり、名古屋がリードを広げた。反撃を試みる横浜FMは、サイドからのアタックでリズムを創ると、31分、右サイドからのクロスボールをFWアンデルソン・ロペスがDFを背負いながらの右足ヒールでゴールに押し込み、1点を返した。ところが、その後も名古屋ペースは変わらず、1-2で前半を終えた。後半に入り、ギアを上げて攻勢に出る横浜FMだが、フィニッシュの精度が低く、中々追い付くことができない。すると、76分、左サイドからのクロスボールを途中出場のFW山岸祐也がヘディングで合わせて名古屋が突き放した。最後までゴールを狙った横浜FMだったが、GKランゲラックを中心とした名古屋DF陣を攻略できず、1-3で試合終了。名古屋が決勝戦進出へアドバンテージを得てホームでのセカンドレグに臨むこととなった。
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【スコア】横浜F・マリノス(J1) 1-3 名古屋グランパス(J1)
【得点者】
0-1 3分 椎橋慧也(名古屋)
0-2 14分 三國ケネディエブス(名古屋
1-2 31分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
1-3 76分 山岸祐也(名古屋)
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■2024 JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド
▽準決勝 第2戦
名古屋グランパス vs 横浜F・マリノス
日時:10月13日(日)15:00キックオフ
会場:豊田スタジアム
TV放送:スカパー!
インターネット配信:SPOOX/Lemino(録画)
川崎フロンターレ vs アルビレックス新潟
日時:10月13日(日)15:00キックオフ
会場:Uvanceとどろきスタジアム
TV放送:フジテレビONE/スカパー!
インターネット配信:FOD/SPOOX/Lemino(録画)