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ベンフィカ&フェイエノールトらがPOを制してR16へ / UCL

[2025/02/19 Wed]

 18日(火)、UEFAチャンピオンズリーグ ノックアウトフェーズ プレーオフ 2ndレグのうち4試合が行われた。

 日本代表(SAMURAI BLUE)MF/FW南野拓実が所属するモナコ(フランス)は、ベンフィカ(ポルトガル)と対戦した。1stレグではアウェイのベンフィカがウノゼロ勝利を収めているものの、モナコもリーグ戦で7-1の大勝を飾り、逆転に向けた流れは悪くない。しかしながら、この試合でも先にスコアを動かしたのはベンフィカだった。22分、ショートカウンターからPA内左からのクロスボールをFWケレム・アクトゥルコールが合わせた。一方、追い詰められたモナコだが、32分、PA内でFWブレール・エンボロがタメを作って南野がボールを引き取ると、思い切りよく右足を振り抜いたグラウンダーのシュートがGKの左足にヒットしながらもゴールに収まり、反撃の狼煙を上げた。前半を1-1の同点で終えて、迎えた後半の立ち上がり51分、左右に揺さぶりをかけながら小刻みなテンポの良いパス交換でプレスを回避すると、PA内右からのグラウンダークロスをニアのエンボロがスルーしたところにMFエリース・ベン・セギルが合わせてモナコが逆転に成功し、2試合合計スコアでもタイに追い付いた。その後お互いに1点ずつを取り合い、1点差で迎えた84分、クロスボールをMFオルクン・コクチュが合わせてベンフィカが同点に追い付き、2試合合計スコアでリードを手にして3-3で試合終了。2試合合計スコア4-3でベンフィカが競り勝ち、ラウンド16への切符を手にした。なお、南野はスタメン出場を果たして87分までプレーした。

 日本代表(SAMURAI BLUE)MF/FW上田綺世が所属するフェイエノールト(オランダ)は、ミラン(イタリア)と対戦した。ホームでの1stレグをウノゼロで勝利し、アドバンテージをもって2ndレグに臨むフェイエノールトだったが、開始わずか36秒で失点してしまう。右CKをショートパスでリスタートすると、MFクリスティアン・プリシッチが中央にカットインしながら左足でクロスボールを送る。これをDFマリック・チャウがファーサイドで合わせて折り返すと、GKの頭上を通過したボールはFWサンティアゴ・ヒメネスへ。これをヘディングで合わせてあっさりとミランが先制し、2試合合計スコアで追い付いた。この勢いのまま攻め立てるミランだったが、追加点を奪えないまま前半を終える。そして、後半立ち上がりの51分、DFテオ・エルナンデスがPA内で転倒するとこれがシミュレーションの判定でこの試合2度目の警告となり、ミランは数的不利に陥ってしまう。すると、これで大きくゲームの様相が変わり、73分、左サイドからのアーリークロスをFWフリアン・カランサが豪快なヘディングで合わせてフェイエノールトが同点に追い付き、2試合合計スコアで突き放した。そして、このリードを最後まで守り抜き、1-1で試合終了。フェイエノールトがラウンド16進出を勝ち取った。

 プレーオフの試合結果と残り4試合の対戦カードは以下の通り。

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■結果
ミラン(イタリア) 1-1(2試合合計スコア1-2) フェイエノールト(オランダ)
ベンフィカ(ポルトガル) 3-3(2試合合計スコア4-3) モナコ(フランス)
アタランタ(イタリア) 1-3(2試合合計スコア2-5) クラブ・ブルッヘ(ベルギー)
バイエルン(ドイツ) 1-1(2試合合計スコア3-2) セルティック(スコットランド)

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■ノックアウトフェーズ プレーオフ
・19日(水)
ドルトムント(ドイツ) vs スポルティング(ポルトガル)
レアル・マドリード(スペイン) vs マンチェスター・シティ(イングランド)
PSV(オランダ) vs ユヴェントス(イタリア)
パリ・サンジェルマン(フランス) vs スタッド・ブレスト(フランス)

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