川崎F&広島が先勝 / ルヴァン杯
[2025/10/09 Thu]
8日(水)、2025JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド 準決勝 ファーストレグが行われた。
まず、川崎フロンターレ(J1)と柏レイソル(J1)の一戦。川崎Fのホームで行われた試合は、立ち上がり早々の10分にスコアが動いた。DF裏へのロングフィードからセカンドボールをつないで最後はMF山本悠樹のミドルシュートがディフレクトしたボールがそのままゴールに収まり、川崎Fが幸先よく先手を取った。すると、通津kう23分、クリアボールを回収したDFファンウェルメスケルケン際がPA手前から豪快に右足を振り抜くと、強烈なミドルシュートがゴールネットに突き刺さり、リードを広げて、2-0で前半を終えた。追いかける柏は後半から3人を入れ替えて流れを変えようと試みる。すると、62分、左サイドからのクロスボールをMF小泉佳穂がヘディングで合わせて柏が反撃の狼煙を上げた。しかしながら、次の一手が決まらず、1点差のまま時計が進み、迎えた85分、リズミカルな連係プレーからFW伊藤達哉が左足でゴールネットを揺らして、苦しい時間が続いていた川崎Fが突き放した。伊藤はこれで公式戦4試合連続ゴールとなっている。そして、3-1で試合終了。川崎Fが決勝戦進出に向けて先勝を飾った。
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【スコア】川崎フロンターレ(J1) 3-1 柏レイソル(J1)
【得点者】
1-0 10分 山本悠樹(川崎F)
2-0 23分 ファンウェルメスケルケン際(川崎F)
2-1 62分 小泉佳穂(柏)
3-1 85分 伊藤達哉(川崎F)
続いて、リーグ戦では残留争いをしている横浜FC(J1)と真逆の優勝争いに絡んでいるサンフレッチェ広島(J1)が対戦した。一進一退の攻防で拮抗した展開となる中、33分、MF中島洋太朗が胸トラップから巧みな反転で前を向くと、PA左の角度のないところから左足を一閃。低弾道の強烈なシュートがゴールネットを揺らして広島が待望の先制点を手にした。そして、前半はこのまま0-1で終了した。後半に入っても拮抗した展開は変わらず、1点差のまま試合は進んだ。67分、右サイドからのクロスボールをFW前田直輝がヘディングで合わせて広島がリードを広げたかに思われたが、VARによるゴールチェックの結果、APP(アタッキング・ポゼッション・フェイズ)内で広島にファウルが確認され、ゴールは認められなかった。それでも、83分、DF中野就斗がハーフウェーライン付近からの超ロングシュートを決めて広島が突き放し、0-2で試合終了。アウェイで広島が大きなアドバンテージを手にした。
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【スコア】横浜FC(J1) 0-2 サンフレッチェ広島(J1)
【得点者】
0-1 33分 中島洋太朗(広島)
0-2 83分 中野就斗(広島)